新年のご挨拶

2013年1月01日

旧年中は、弊工業界に対しまして格別のご理解・ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。

 昨年の我が国経済を見ますと、非常厳しいところがございました。自動車産業しかり、特に家電大手メーカー、我が国を牽引してきた企業が非常に厳しい状況下におかれました。加えて東北の震災は2年近くが過ぎようとしておりますが、なかなか復旧復興は進んでいないのではないかと思います。

 そうした中、政治も非常に混迷しておりましたが昨年末に新政権が誕生し、力強い経済政策が掲げられ、株価も上昇するなど、デフレ脱却、景気拡大が大いに期待されるところであります。また東北の復興が速やかに進むようにしていただきたいと思います。

 しかし、原発再稼働が難しい状況の中、我々製造メーカーにとって大きな問題は、エネルギー問題、特に今後の電気料の大幅な値上げです。我々業界にとりまして、製造コストへの負担が大変憂慮されます。株高、円安の進行で原油価格の上昇となれば、益々エネルギーコストが高くなりますので、しっかりした経済運営を国に望みたいと思います。

 

 さて、我々日本住宅基礎鉄筋工業会は、学術会員の松崎先生とはじめ各先生方の強いお力添えの元に、安心・安全の家造りに欠かせない構造性能の確かな基礎作りを進めており、毎年様々な活動を続けて参りました。

 昨年は、住宅基礎を作るに当たって基本となる「RC構造研修会」を7回シリーズで開催。毎回、学術会員の先生方に講習していただきました。12月の最後の講習では試験を行い、参加者一人一人に受講修了証を授与するなど、会員企業の社員教育として、知識・技術の向上を目指しております。

 また、工業会推奨基礎・ベタ基礎を世の中に出させていただきました。これも年々進化させていきます。

 今回は、推奨マニュアル基礎の布基礎と言うことで大変いいものができました。これは後ほど松崎先生のご後援の中でお話があると思います。

 

 そして昨年末には、一昨年に発刊した「推奨基礎仕様マニュアル ベタ基礎編」の続刊として「推奨基礎仕様マニュアル 布基礎編」を発刊いたしました。我々工業会は、安心・安全な基礎、基礎鉄筋の提供を目的としており、その一環として、技術委員会では毎回よりよい基礎仕様の検討・策定を進めています。好評だったベタ基礎に加え、今回新たに布基礎につきましても推奨仕様を決め発刊いたしました。ベタ基礎共々布基礎についても安心・安全な布基礎設計のスタンダードとしてご利用いただければありがたく存じます。

 

 私ども工業界では、今後ともこうした安心安全、高性能な住宅建築に寄与すべく研究開発、普及活動を進めて参ります。皆様には、本年も倍旧のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

 

2013年 元旦

 

一般社団法人日本住宅基礎鉄筋工業会

理事長 池原 映次



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